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文部科学省の書類調査方法はおかしい。

  • jeremmiemoonchild
  • 2017年6月22日
  • 読了時間: 3分

- 問題となる忖度があった。

- その証拠はこの文書です。

- いや、調査したがそんな文書はなかった。

こんなやりとりが国会で続いていた。その後、再(追加?)調査。

- いやいや、文書はあったが事実と違う。

- 文書管理の方法に問題があるので対策を取る。

もはや、一般人の理解を超えた論理が展開なされている。私が言いたいのは、文書の探し方だ。野党から問題となる書類を指摘され、そもそもそれが役所内にあるのかどうかを「物理的に」調べているらしい。

私がポロっと聞いたところでは、

1回目の調査では共有ファイルの中の特定のフォルダの何千もあるファイルを一つずつ開き、問題の書類かどうかを調べた。

2回目の調査では、共有フォルダの範囲を広げ、個人フォルダも一部含み、タイトル検索をかけた。

考古学か?

もし、100年前のサーバーが見つかり、100年前の事件を追っているのであれば、それでよい。

しかし、加計学園は現在進行形の問題である。なぜ、生きている人にストレートに聞かないのか?

担当者、関連部門の人間にまず調査をすべきだ。客観性・証拠性を保つなら、アンケート形式。

「官邸からの不当な圧力を感じたか?」

「その根拠を提出せよ。」

調査対象となる物理的範囲を先に規定したりする必然性は何もない。

どんな会社でも、普通はこうする。生きている人間がいるのに、いきなりサーバーに向かうのは失礼千万。下から見れば、迷惑千万。サーバーは道具、使っているのは人間。誰の目にも、「見つからないような探し方」をしているのは明らかだ。こんな非効率な探し方は、ふつう思いもつかない。

そんな調査方法は、いったい誰が決めたのか?

官邸の指示か、忖度か?

実に見苦しい。

嘘はよくない。非生産的だからだ。「嘘は泥棒の始まり」とは見事な格言だ。「泥棒」の前に、「税金」が付く。証人喚問だけでなく、国会での答弁はすべて偽証罪に問えるようにして欲しいくらいだ。

ジェレミー・ムーンチャイルド

追記、

前川喜平、前文部科学省事務次官の国会参考人招致があった。

またしても、政府側答弁として、「記憶にない」という言葉が連発された。この言葉を国会で使用するのは、禁止したらよい。

そもそも、ロッキード事件にて「発明」された言葉だと思う。もともとの日本語にはないのではないか?正しい日本語としては、「覚えていない」だろう。これでは情けない印象を与えるのに対し、「記憶に御座いません」は、威厳を保ち、否定しているように聞こえる。

なおかつ、字面の意味を利用し、ウソをついたことにならないということで、偽証罪を免れるという特典付きだ。

禁止したらよい。

代わりに、「覚えていません」「わかりません」「答えられません」という情けない、無責任な言葉を使わせるべきだろう。それが、実態なのだから。

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