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前原誠司氏、かりにも『野党第一党の党首』が今すべきこと。

  • jeremmiemoonchild
  • 2017年10月1日
  • 読了時間: 6分

誰もが知っている通り、安倍総理大臣は数日前の2017年9月28日午後に衆議院の解散を宣言し、10月22日にその選挙が行われる運びとなった。誰もが感じる通り、この選挙は現政権にとってマシなタイミングが選択されたもので、なんら国民にとっての大義などない。

① 都議選で辛苦を舐めたように、森友学園、加計学園で露呈した悪事により、政権の評判はすこぶる悪いのである。それで、衆議院の任期満了による選挙を2018年の12月に行うより、野党勢力が整わない今の方が良いだろう、ということである。

② また、解散すれば、国会は開かれず、忖度どころか、助成金詐欺、違法献金、贈収賄などのれっきとした一連の刑事事件に繋がることをテレビの前で追及されることは、当面の間だがとりあえずない。

③ さらに、現政権を選挙後も数年間維持できるとなれば、検察勢力を抑制することも可能だ。

考えてみると、①の前提が変である。もし、「一点の曇りもないほど潔白」なのであれば、時間が経った方が事実が明るみに出て、安倍内閣の評判は元に戻るはずではないか?一強と言われたほどの盤石の人気に。

国民にとって、もっとも不利益なのは、③である。

東京地方検察庁特別捜査部は1976年に田中角栄元首相を逮捕した実績がある。法治国家として、違法行為は当然に罰せられなくてはならない。その「日本最強の捜査機関」が機能できない状態であれば、おおいに問題だ。

流出している情報によれば、もはや国会で追及する内容ではなく、とうに検察の出番の時期である。国会議員とは、基本的に法律を作る人たちであり、その専門家のはずである。刑法に触れるかもしれない事案について、いつ・誰が・どこで・何をしたというようなことは、その専門家にもう任せたい。それを、いつまでもメディアと国会が行っているようでは、世も末である。

こんな替え歌を作ってみた。『学園天国、’17(セブンティーン)』とでも名付けようか。懐かしい原曲はこちら、アキラのような明るいリードボーカルに、楽しく唄って欲しい・・・。

ヘーイ、ヘイヘイ、ヘーイヘイ・・・

森友学園、加計学園、

メチャ、やーばーくなってきたんだよ。

もし、バレたらこの僕は、

もう議員辞職さ。

ああ~、みんなライバルさ~、

ああ~、命懸けだよ、

イェ、イェ、イェーイ!

運命の、女神様よ、

この僕に、微笑んで、

一度だけでも、ワォ!

東京地検の動きも、

選挙結果にかかっているんだよ。

もしダメならこの僕は、

もう、逮捕されるさ。

ヘーイ、ヘイヘイ、ヘーイヘイ・・・

秀才タイプの岸田くん、

あの嫌な悪党、石破くん。

胸を弾ませ待っている、

次期総理のイスを。

ああ~、孝太郎が、

ああ~、喚問されたら、

イェ、イェ、イェーイ!

国会中、地獄絵だよ~、

あれバレて、これバレて、

僕は破滅さ、イェー!

東京地検の動きも、

選挙結果にかかっているんだよ。

もしダメならこの僕は、

もう、逮捕されるさ。

さて、予想もされていたはずなのだが、いざ急な解散を受けて、野党側も相当におかしくなっちゃっている。

都議選で自民党を骨抜きにした小池百合子都知事が、国政政党の「希望の党」を結成し、自身が代表となったことに端を発する。直近の小池氏の選挙実績は2つある。

a) 2016年の7月に都知事になった際に、自民党の反対を押し切って独自に判断、出馬し、結果成功した。

b) 1年後の2017年の7月に都議選にて、「都民ファーストの会」が自民党の倍の議席を獲得に成功した。

この二つの実績により、今の小池百合子は選挙にメッポウ強いことになっている。少なくとも、老害駆逐的な実績は評価できる。

そこで、つい先だって民主党の党首となった前原誠司氏は、この人気を利用して安倍政権に打撃を与え、あわよくば自民党政権からの政権奪取まで一気に可能ではないかと思ったようだ。都知事選で都民ファが第一党になったのなら、国政で第一党だって可能ではないか?ということである。現政権が過半数を割れば、野党勢力による首相首班指名ができるというわけである。

そこまでは、アイデアとして悪くなかった。人気の落ちた自民党が恐れるのは次の二つであるから。

1.各選挙区において、野党候補が選挙協力により絞られ、「不人気の受け皿」が一つとなる。

2.人気者が出てきて、単なる「不人気の受け皿」に人気が出てしまう。

そもそも各選挙区における当選者の少ない小選挙区制は、第一党である自民党を有利にするものとして導入された。しかしながら、自民党の評判が全国的にここまで落ちることは想定されていなかった。一人の当選枠の場合、まるでオセロゲームのように、大量に野党への当選者の流れができてしまう。だから、上記1.2.を恐れるのである。

さて、この1.2.を実現できるとばかり、おそらくや裏方政治のプロ、今は自由党の小沢一郎にでも吹き込まれたのであろう前原誠司氏は、奇妙奇天烈なことを言い始めた。「民進党員は、希望の党の公認を得て無所属で出馬すべし、」と。

前原誠司氏は、京大を苦学して卒業し、松下政経塾を経て、長年政治をしてきたにもかかわらず、交渉の術というものをまったく知らないらしい。

一方、小池百合子氏は、「安全保障問題などで意見の合わないリベラルな方を受け入れるつもりは、さらさらない」などと仰る。メディアで解説されている通り、小池氏が欲しいのは組織と100億円とも言われる民主党のお金。通常であれば、これらを持つものは、「人気」などという目に見えないものを持つものより、交渉力があるはずだ。少なくとも、対等にわたれるはずである。

実際には完全に彼女の尻に敷かれた状態だ。

日本で最初の女性首相の座を取るのが小池氏の野望である。どうしても今回でなくてはならない理由はない。都知事というポジションを捨てるまでは、お尻に火はついていない。そもそも、安倍政権で閣僚、しかもかなりキワドイ役割を務めた人間であり、平気で核武装を唱えたりする。短期的な目的に対して協力関係を作るのは構わないが、それ相応の注意をすべきであった。

よく知らないが、前原誠司氏はよほど人が良いのであろうか?

私の目には、今の国政には大きな課題が二つある。

A.安倍政権の打倒

B.2/3改憲勢力の縮小

B.については、個人的な意見かも知れないが、9条を改正するとより日本が安全な国家になる、とはさらさら思えない。世界を見ても、70年間国際的な武力紛争に巻き込まれなかった例は類を見ない。自衛隊にいる人が一番よくわかっていると思うが、国防力など「必要悪」であり、いつでも憲法違反かどうかを自省できるのはむしろ健全である。

A.は短期的で、B.は長期的な課題であり、明らかにB.の方が重要度は高い。現在の野党のゴタゴタ状態は、安倍政権の思うつぼであり、A.の達成すらおぼつかなくなる。

今でも間に合うかもしれない。民進党のすべきことを考えてみよう。

1.共産党の志位さんがいうように、普通に野党共闘、選挙協力をすればよい。

2.可能な候補については、積極的に「希望の党の公認」を取る。

3.小池さんの衆院選出馬を促す。

3.だが、2.の効果を高めるだろう。小池さんとしては、都知事という立派なポジションを捨てるというリスクを伴うが、民進党のA.目的にはおそらくリスク・ファクターではない。こういうことを、組織と金、および「初の女性首相」などという甘い言葉で引き出すのが前原誠司氏の手腕だったのだが・・・。

本当に、初の女性首相ができてしまったら、B.的に問題かもしれない。が、それは私だけの危惧かもしれないし、その時に考え、正論を持って対応すればよい。

そもそも、主義主張の近い議員は、幾人かがすでに行ったように希望の党へ移籍するだろうが、それは一人一人の候補者自身の政治判断である。「民進党」というブランドが、もはや負のブランド資産であるという理解は正しいのかもしれないが、とりあえず組織と金を持っている前原誠司氏が、それらを最大有効活用して目的を達せらんことを望む。

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