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『瀕死のつっぱり式オーニング』を100円で直そう!

  • jeremmiemoonchild
  • 2018年4月22日
  • 読了時間: 5分

夏の暑さを効果的に避けるには、オーニングが一番です。

昔から、日除けにはカーテンを使うのが日本では一般的ですが、直接日射が体に当たるのは防げますが、カーテンは部屋の内側にあります。夏場の日光の電磁波エネルギーは凄まじく、一旦部屋に入れてしまえばそれは室内で熱エネルギーに変換され、室温を上げます。

省エネタイプで、鏡のように反射させる機能を持ち、裏がピカピカ光るカーテンなるものも販売されていますが、あまり信じない方が良いでしょう。仮に、30%でも太陽光エネルギーが部屋に入れば、夏場なら十分に暑いでしょう。

オーニングは、窓の外側で日光を防ぐので、格段に効果的です。

直射を遮るだけでなく、夏場には青い空のどこからも熱射が降っています。また、ベランダ全体を覆いますので、陽の当たったベランダ床からの反射もなくなり、ずっと涼しくなります。窓を開けて風の涼しさでしのげる時間が多くなり、夏場のエアコンの電気代がかなり減りますし、締め切ってエアコンが全力で働いている鬱陶しさからも解放されます。

オーニングにもいろいろありますが、お手軽なのは、「つっぱり式」のオーニングです。

建物に傷をつけずに(ポールの丸い跡は少し残しますが)使えます。1万円以内の安い中国製のものがアマゾンなどで売っています。我が家には、2mと3mのつっぱり式オーニングがあり、夏場に朝起きて最初にすることは、グルグル回してオーニングでベランダを覆うことです。多少の雨の時、洗濯物が濡れないというメリットもあります。風が強いときは巻き上げて仕舞わなくてはなりません。

つっぱり式オーニングを導入したのは、2011年の東日本大震災のあと、日本中が超省エネモードになっていたころだったと思います。ということは、かれこれすでに7年経過・・・、もはや瀕死の状態です。

一昨年くらいから、フリルがボロボロになっており、昨シーズンはご覧の通り、もう切れて崩壊寸前というところまで来ていました。布地の色はダークグリーンだったのですが、表面は紫外線で焼けてほぼ銀色です。

買換えに当たり、もう簡易のつっぱり式ではなく、ちゃんとした外壁面に取り付けるタイプで電動式が良いなどと思い、見積もりなども取りました。2台分となると、70万円以上だったでしょうか。外壁をいじるとなると、信頼できる業者でないと困りますし、お値段との兼ね合いもあり、また次のシーズンに突入してしまう、の繰り返しでした。

ちなみに、外壁面に取り付けるのなら、今は手動式がよいと思っています。私は防災マニアでもあり、災害で停電の際には、電動式ですと閉じることすらできないからです。それで強風が来たら、壁が持たないかもしれません。大地震と台風が重なることはないのかもしれませんが、万が一その時は、泣きっ面に蜂。手動式なら、取付け金具の構造などを調べて、自分で取り付けることができるかもと思いました。ですが、体調問題でいつも先延ばし・・・。

冬の間に、なんとかしなければとツラツラ考えていました。それで思ったのが修理です。つっぱり式オーニングは、真下まで伸ばせるため、布地には余裕があります。痛んだ部分をカットすればよいと考えました。

本日はGW前の夏日より。

体調も、ボチボチでしたので、妻と実行しました。まずは、ボロボロのフリルをカットします。ハサミを使いましたが、なんと手で引っ張っても取れるくらい痛んでいました。その後、写真の部品を手で捩じり、サイドのポールを外します。

布地先端のポールの重さで、布地が真下に垂れた状態になります。冬場も紫外線や風が当たっている部分がボロボロなので、20センチ幅でカットすることにしました。差し金とチャコペンで線を引き、ハサミでカット。ポールに付いていた残りの布地は取り除きます。

だらんと垂れ下がった布。

この状態で、ベランダでミシンを使おうと思いましたが、風が出てきたため急遽室内に異動しました。

フリルは風でうるさくなびくし、傷みやすく、また上手には作れないので無しにします。一度、内側に1センチ強折りミシン縫い。その後、6.5センチ折りミシン縫いです。ポールの外周は8センチでしたので、それ以上あればポールは通ります。

使った糸はコレ。100円ショップで倹約家の妻が購入したもので、 膨大な手間以外は唯一の出費。

ポールを入れまして、左右にビスがあるので、それを外し布地を固定します。不思議なことに、このビスがまったく錆びていませんでした。ステンレスか、アルミ?製なのでしょうか。

再度、組み立てます。垂直の確認には、このようなものが便利です。

無事終了。また、あと何年使うことになるのやら。ミシンが使える人が家にいて、二人で作業できる時間があるのなら、おススメです。

ジェレミー・ムーンチャイルド

追記、

さて翌日ですが、曇りでベランダ作業でも暑すぎず風もないので、3m幅の方も同様の作業を行いました。

3mなので、室内持ち込みはムリ。布地を吊るした状態での作業です。以外だったのは、余裕がいくらでもあると思った布地が意外とそうでもなく、高めのイスに置いたミシンではギリギリ。お風呂イスその他で持ち上げての作業となりました。

今日は曇りで不要なのですが、二つできあがり。

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